メルセデスAMG G63 リアバンパー修理作業事例紹介
- 2024年11月01日
- メルセデスベンツの作業実績 , 作業実績について , 修理事例 , 修理塗装 , 塗装作業 , 板金作業
メルセデスAMG・G63がリアバンパー修理のご依頼でご入庫しました。
Rバンパー右角付近に縦長の傷を受けたこのG63。写真で見るより実際は深めの傷でした。まずはこのRバンパーを外すのですが、そのためにはまずリヤ左右のオーバーフェンダーを外す必要があります。少々手間のかかる作業になりますが、もちろん丁寧に進めていきます。
Rバンパーを外した後は、サンディングペーパーやダブルサンダーなどを用いてバンパー表面の凹凸をなくし、旧塗装を剥がしていきます。次に、損傷部分をスムーズに均す処理を施し、サフェーサー(下地塗料)を塗装していきます。写真の艶のない白色が、このサフェーサーです。
このG63のボディカラーはダイヤモンドホワイトで、こちらはパール塗装になります。通常の塗装に比べパール色塗装の工程が加わるだけでなく、調色の工程も繊細な調整が必要となります。これは近接のボディパネルであるリアゲートや左右リアクオーターパネルをもとに、しっかりと色を合わせていきます。
このような工程を経て、まるで何事もなかったかのように損傷の修復を終え、無事G63は蘇りました。お客様にもご満足いただきまして何よりです。このG63のように高価な車両の板金塗装やドレスアップを数多く手掛けているMAX CRAFT。その価値を長く維持していただくためにも、パッと目につく部分だけでなく、バンパー脱着時の爪の部分や内部構造の保護など、仕上がった後では見えない部分への配慮も含め、徹底した丁寧な作業を身上としております。
また、一部の最新モデルでは、バンパーなどのパーツが脱着されたことを車載コンピュータが検知し、車両に異常がある、と認識されてしまうケースが増えております。でもご安心ください! MAX CRAFTでは最終仕上げの際にテスターを通しリセットをかけ、異常の検知を解消した上でご納車させていただきます。
この度はご依頼いただきありがとうございました。